2017/08/22

真夏の夜の夢:レピュー(その2)

(承前)
総会が終わると、懇親会からはプロの出番です。まずは、司会の鉄崎くん。トークで笑いがとれるだけでなく、参加者をよく知っているだけに内輪話もOKな最強の司会者です。例えば、懇親会でのご来賓入場までに少しばかり間ができてしましました。すると、名札に書いてあるクラス名をネタに話を伸ばしてもらいました。

定刻通り「ご来賓の入場」をいただき、拍手で先生方をお迎えしました。入場の動線は打合せ通りにスムーズで、ご着席となりました。そして、先導してきた泰貴くんによる開会宣言。続いて三田会長のご挨拶、その後、来賓を代表して松濤先生のお言葉です。挨拶で会場が沸いたのは、我々の校長であった基道先生が104歳でお元気でいらっしゃることでした。

いよいよ乾杯ですが、恒例の「食作法」です。適任の千田くんが仕事で来られないため、今回の担当者は公職者としました。多くの公職者を輩出する35回ですが、今回は唯一出席している工藤くんにお願いしました。高らかに乾杯すると、しばしの歓談となります。毎回、BGMは1980年代の歌謡曲です。

一息ついて、ご出席の先生全員にご登壇いただき、おひとりずつご挨拶を頂戴しました。
じっくりとお話を聞けていない(中学・高校時代と同じか・・・)のが、自分の反省でありました。


今回の目玉企画として、イベント「同窓生だよ、全員集合!」が始まりました。2番目のプロは、演出の古田くんです。卒業アルバムの写真を背景に高3のクラスごとに全員を登壇させます。全員が一言挨拶をし、鉄崎くんがおいしいところを突っ込みます。時にハラハラするコメントもありましたが、楽しい時間となりました。AからLの12クラスの後に、謎のZが登場し会場は大爆笑。見ていると大変面白いので、時間が押してしまいました。以上、プロによる司会と演出は素晴らしいものでした。

これまでの同窓会では、1時間以上の歓談時間は知り合いとの語らいがほとんどでした。参加者が旧友と数十年ぶりに再会して、各人で話が盛り上がることに任せていました。とはいえ、参加者全員がその場に馴染める訳でもなく、5年前も会話にうまく参加できなさそうな人がいたことも確かです。今回、幹事として参加してくれた古田くんがその点を指摘してくれました。そして、イベントの提案・実施を申し出てくれました。イベント運営を生業としているだけに、安心して任すことができます。鉄崎くんとの打ち合わせ資料を見ても、さすがプロだなぁと感じ入りました。大成功のイベントの裏話です。

(続く)

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