2013/03/14

同窓会報の原稿(1)

先出しで申し訳ありませんが、次回の同窓会報の原稿です。
まずは、森くんの作品(1,006字)から。

前夜からの高揚を抑えつつ30年前とは違う駅から登校です。昔は無かった地下鉄桜通線車道駅で下車すると、決めたわけでも無いのに懐かしい顔と遭遇します。当時のように、皆で話をしながら賑やかな登校となりました。
講堂は、御父兄やブラスバンドや交響楽団、我々OBで超満員です。卒業生がブラスバンドの演奏で入場します。交響楽団の演奏で月影を斉唱し、厳粛な式典モードへ。と思いきや卒業証書授与で様相は一変します。各クラス代表者の登壇に合わせ、盛んに送られるヤジ?声援?半ば伝統化した壇上パフォーマンスへの期待が会場に満ち溢れます。結局、全クラスで2名のマイクパフォーマンスに終わりました。近年はかなり激しいと聞いていたので、卒業生は不発だったように思います。続く、校長先生の式辞の最中では、リズミカルに足を踏み鳴らす音が。手拍子も加わり"We Will Rock You"へなろうかという時、校長先生は卒業生らを一瞥し一呼吸おきます。途端に会場は静粛になり、先生は式辞を続けられました。絶妙の指導に、先生方と生徒の関係の一端を見た気がしました。そして、在校生からの送辞と卒業生の答辞です。30年前と変わらずユーモアと惜別の念に溢れた素晴らしい内容でした。最後は、校歌を朗々と斉唱しました。 なお、卒業式で驚いたのは、女性教諭が担任をされている事でした。卒業生が421人と少ないことも時代を感じました。
卒業式後、OBは明照殿へ移動し、川村同窓会長から御挨拶、堀田名誉学園長から御講話を頂戴しました。卒業30年記念品の贈呈後、林校長から御礼の言葉を頂きました。明照殿を背景に記念撮影を終え、東海高校で教鞭を執っている同級生の近藤君の案内でキャンパスツアーです。すっかり様変わりした校舎や体育館に驚きながらの見学会でした。
その後、千種駅前のメルパルクで懇親会です。今春、御退職される加藤兼秀先生の慰労会を3L同窓会「東秀会」主催で開催しました。先生の御意向もあり、ゆったりとお昼を食べながらの宴会でした。先生の語り口は30年前と変わらず、思い出話に花が咲きます。今後も兼秀先生には、御健勝で頂きたいと祈念しております。先生をお見送りした後もさらに宴会は続き、夕方から新たな参加者も加わえ、居酒屋で?次会です。それでも話は尽きず、再会を約束し、散会となりました。
卒業式にご招待頂きました学園・同窓会関係者の皆様に心より御礼申し上げます。そして、卒業生諸君、御卒業おめでとうございます。

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