「早く入場しないと席がなくなりますよ」と同窓会事務局長から促され、
一行は講堂へ。皆、かつてと校舎配置が違い戸惑いっていますが、参列者の
流れに任せれていけば、懐かしい講堂の正面まで辿り着くことができます。
スリッパに履き替えて3階へ登りますが、そこは昔と同じ光景です。階上席
には、舞台に向かって左側にOB席が用意されています。開式の20分以上前
というのに、すでに半分近くの席が埋まっています。大先輩方に混じって、
小林くん、岩田くん、石槫くんなどの姿を発見、彼らはいったい何時に到着
したのでしょう。
着席して会場を見渡すと、舞台の手前には交響楽団が陣取っています。
西村先生が指揮者に何やら指示した後に、待っている時間を使った優雅な
演奏が始まりました。また、壇上には法然上人の御影像や旗などが掲げられ
ています。講堂で仏式の祭壇、オーケストラのクラッシックという文化融合
に共通点を見出すならば、伝統という点なのかもしれません。
開会を待つ間に、1月5日の写真を皆にiPadで見てもらったり、談笑したり、
受付でもらった式次第や本日の予定に目を通したりしています。30年前の
式次第と比べると少しだけデザインは凝っていますが、紙質やページ構成
は変わりません。何より進行順は全く同じなのにはビックリです。これが
125年という伝統というものでしょうか。
新たな発見です。
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