2013/03/05

卒業30周年(3) 開式から授与式


壇上に校長先生やご来賓がご着席された後、司会者の発声で卒業生が入場です。
OB席の反対側に陣取るブラスバンドの生演奏に合わせて、クラス担任が先導し
K組から順番に入場、着席します。ここで同期生の全員が驚いたことは2つです。
もはやL組が存在しないことと、女性教員が担任をしていることです。

10時を少し回った開式の辞の後、全員が一同起立し、宗歌の月影を斉唱です。
30年前と異なる点は、(記録によれば)かつての二唱が一唱になったことと、
今回はオーケストラの生オケであることです。

続く卒業証書授与では、クラスの代表が壇上に上がり、校長先生から授与され
ます。ここでの発見は、証書の発行連番号が37000番台ということで、歴史と
伝統を感じました。校長先生に証書を渡す役は我らの同期生の近藤先生です。

クラスの代表が登壇すると他の生徒たちから異様な期待感が溢れてきます。
誰かにパフォーマンスをして欲しいという雰囲気が痛いほど伝わってきます。
クラス代表の11人も2,3名がマイクを持ったり、コケたりなどして、期待に
応えようと精一杯という感じです。

次に成績優秀者である8名の表彰です。首席の学校賞から浄土宗門主賞などの
受賞者が呼ばれます。彼らの学力ならば、模試は東大A判定だろうと思います。
勉強分野での超人です。続いて、体育部功労である青樹賞は、アーチェ−リー、
陸上、弓道、スキー、ワンゲルの5部でした。臨席した同期にも対象クラブの
OBがいたので、後輩たちの感無量ではないかと思います。学芸部功労賞では、
将棋部と弁論部が表彰されました。ここで、会場からドッと笑いがおきました。
どうやら馬の被り物をした生徒がいたようです。(残念ながら2階席からでは
確認できませんでした。)

さて、聞くところによると、昨年度の同窓会報に掲載された厳しいコメントに
よって、先生から厳しい指導があったそうです。生徒たちは先輩たちを超えて
やろうと思う反面、ビビりながらの自己主張、この葛藤は彼らにどのような
思い出となるのでしょう。事前にこのような話を伺っていただけに、ひとりの
先輩としては楽しく見届けることができました。

0 件のコメント:

コメントを投稿